浮気・不倫は倫理上、良くないことは誰でも分かっていることです。
それなのに浮気・不倫を繰り返す人はなかなかやめることができませんよね!
これはなぜなのでしょう?
このわけを心理学的な面から紐解いてみましょう!
イソップ童話「キツネと酸っぱいブドウ」にヒントが!
童話や昔話には、人間の心理を見事に映し出した「人間心理のヒント」が隠されています。
「キツネと酸っぱいブドウ」という童話の内容は、次のようなものです。
キツネが美味しそうなブドウの木を見つけるのですが、ブドウが高いところになっているため、いくらジャンプしてもブドウを取ることが出来ませんでした。
このキツネは「このブドウは酸っぱくて美味しくないに違いない」とつぶやきながら立ち去ったという話です。
つまり、キツネは自分の能力不足でブドウが取れなかったのですが、それを認めたくないためにこのブドウが酸っぱく美味しくないから取るのを止めたんだとすり替えて自分のプライドを守っているのです。
このような心理がフェスティンガーの『認知的不協和』という理論で説明されるのです。
『認知的不協和』とはどんなこと?
あることに対してなかなかやめることが出来ないひとは、実際に「○○をやめれないこと」に対して不安感を持っているのですが、自分の期待としては「その気になればやめられる」と思いたいのです。
この実際のやめられない行動とやめることが出来るはずという期待との葛藤を解消するために何か理由をつけることで正当化しようとします。
このように矛盾した感情を解消するために、別の理由をつけることで自分の行動を合理化する心理作用を『認知的不協和の解消』といいます。
『認知的不協和の解消』と浮気・不倫の関係性
何度も浮気・不倫を繰り返してしまう人は、このような心理作用によって自分の不安を解消しているようです。
浮気・不倫はやめた方がいいと分かっているけど、日頃のストレスや性的欲求などにより我慢できなくなって、何度も浮気・不倫をしては、『認知的不協和の解消』をすることで自己正当化しているのですね。
まとめ
浮気・不倫の再犯率は5割弱というデータもあるようですので、なかなか浮気・不倫を止めさせるのは難しいようです。
浮気・不倫をしやすい人にいは特徴があるので、初めからそのような人とは付き合わないというのが正解かもしれませんが…。
そういう人の方が魅力的なことも多いですし…。
どうなんでしょうね!
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