セックスは、単に局部が気持よくなるためだけの行為ではありません。
セックスをすることで、心の健康を維持することが出来、メンタル疾患の予防にもなることが医学的にも立証されてきているようです。
相手への “ちょっとした気遣い” があなたの幸福感をアップさせる⁉
セックスに限らず、「人間が一番幸福感を覚えるのは、他者に貢献できたと感じられたとき」と言われています。
脳科学的には、人に親切に接することができたり、逆に人から親切にされたときに分泌される脳内ホルモンが「オキシトシン」と言われています。
この「オキシトシン」は、「つながりの幸福感」をもたらしてくれます。
夫婦や恋人など、パートナーと一緒にいたり、子どもや友人と遊んでいて楽しいときに分泌されやすいのです。
つまり、お互いを思いやるセックスをすることで、「オキシトシン」が分泌され、心の安定につながるのです。
ドキドキする恋をする感情が高揚感や喜び、前向きな意欲を向上させる⁉
恋をすると、最初はドキドキすることが多いと思いますが、この時には、脳内では恋愛ホルモンと呼ばれる「フェニルエチルアミン」と、高揚感や喜び、前向きな意欲をもたらす「ドーパミン」が発動しているのです。
「ドーパミン」は、「やる気」による幸福感を与えてくれる脳内物質です。
ただし、ドーパミンは原動力になるのですが、これだけでは幸福にはなれないこともわかってきました。
ストレスを伴わないセックスすることで最終的には「うつ病」の予防効果も⁉
「うつ病」が発症する原因の一つに、「脳内のセロトニンの減少」が考えられています。
まず、ストレスを伴わないセックスによってオーガズムに達すると、ドーパミン、オキシトシン、βエンドルフィンなどの脳内物質が溢れ出してきます。
この快楽ホルモンには、嫌なことや苦痛を忘れさせる脳内麻薬的な働きがあります。
そして、オキシトシンの濃度が増えることで、信頼感が高まり不安を抑えられるようになるのです。
その理由について、オキシトシンとストレスの関係について研究を続けている自治医科大学教授の尾仲達史氏は「オキシトシンは精神安定の効果があるセロトニンを放出させやすくし、セロトニンによって恐怖につながる扁桃体の活動を抑えることができるため」としています。
また一定のリズムがある運動は、セロトニンの分泌を亢進させることもわかっています。
もしかしたら、セックスの際のピストン運動も一定のリズム運動としてセロトニン分泌に貢献しているのかもしれませんね!
まとめ
セックスをすることで、幸福感を引き起こす3つ+αの脳内物質である「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」+「エンドルフィン」が分泌されます。
この、脳内物質はそれぞれ特徴があり、メンタル疾患の予防・改善や、やる気、幸福感の向上などに大きな役割を担っているのです。
日本人は、諸外国に比べて圧倒的にセックスレスであるという統計が出ています。
もっと積極的にセックスを楽しんでもいいのかもしれませんね!
異性との出会いは、私たちに新たな視点や感動をもたらしてくれます。
パートナーシップは、成長や幸福感の源です。このシリーズでは、男女の出会いを求めるためのアイデアやアプローチに焦点を当てます。
自己成長やコミュニケーションスキルの向上、新たな交流の場への積極的な参加など、素敵な出会いを引き寄せるためのヒントを探求しましょう!