もしあなたが、旦那(パートナー)の浮気を発見して、離婚しようと考えている場合は、次のようなことを知っていた方が良さそうです。
離婚するにあたって慰謝料と養育費がどの程度の額もらえるのかあなたは、理解していますか?
もし慰謝料・養育費を少しでも多くもらえるならそれに越したことはありません。
慰謝料と養育費の増額のためには、相手方の収入や財産を正確に把握したり浮気・不倫の証拠を集めたりすることがとても大切なのです。
慰謝料と養育費とはどんなもの?
「慰謝料」は、違法に他人の権利や利益を侵害した人が、相手の精神的苦痛に対して償いを目的として支払う金銭とされています。
そのため、離婚の場合においては、性格や価値観が合わないことを理由に「慰謝料」は請求できません。「養育費」は、子供を育てるための費用です。養育費の支払いは親の義務なのです。
そのため、経済的な理由で支払いの義務が消滅することはありません(借金があっても支払いの義務は消滅しません)。
ただし、相手方の経済力の有無が、養育費の額や支払いの履行に影響を及ぼすことが出てくること留意しなければなりません。
養育費の支払い期間は、夫婦間の話し合いで決定します。
家庭裁判所では、20歳(成人)までと判断されるケースがほとんどのようです。
慰謝料の相場とは?どれくらいもらえるの?

慰謝料の相場は原因によっても変わってきます。

慰謝料の相場は、一般的に以下の通りのようです。
- 不倫・浮気(体の関係など):50~300万円
- DVとモラハラ:50~500万円
- その他:0~100万円
慰謝料が高額になる場合はどんなとき?

一般的に、次のような場合が慰謝料が高額になる可能性があるようなの。
- 婚姻期間が長い
- 離婚原因となった事項の継続期間が長い
- 子供がいること
- 請求された側の支払い能力が高いこと
- 被害者側に落ち度がないこと
慰謝料を請求するための証拠とはどんなもの?
裁判で慰謝料を請求する場合、証拠が重要になります。
また、協議離婚や離婚調停でも、相手に言い逃れをさせず、優位な立場で交渉するためにも証拠を獲得しなければなりません。

慰謝料を請求するためには、次のような証拠があればいいんだって。
不倫を理由に慰謝料を請求する場合は、当事者間に「肉体関係」があることを証明する必要があります。
★一般的な不倫の証拠の一例★
- 不倫相手と一緒にラブホテルへ出入りしている写真や動画(複数回確認できればより強い証拠となります)
- 相当程度の時間、相手の自宅やラブホテルに滞在していることが分かる写真や動画
- 性行為中の写真や動画
- 浮気相手の家に複数回かつ相当時間にわたって出入りしている写真や動画
- 不倫内容の詳細がわかるLINEやメール、音声などの記録
完璧な証拠を手に入れるためには、専門家の力を借りた方が確実です。
浮気調査の専門家である、「探偵」に相談することをお勧めします!
まとめ

浮気・不倫によって離婚を決断したあなたは、「慰謝料・養育費」をきちんと支払ってもらえるためにもしっかりとした、証拠集めや元パートナーの財産の確認をしなければなりません。
慰謝料や養育費などの問題は、当事者間で話がまとまらないと、裁判などで時間と費用のかかる手続きを長々と繰り返すこともあるようです。
弁護士の早い段階での介入により、そのような手続きを行う前に話がまとまることも多いために、専門家のアドバイスを早めに受けることをお勧めします。
無料相談を行っている弁護士事務所もありますので、気軽に弁護士に相談してみてくださいね!
あなたにとって最良の結果が訪れますように!!!